研究概要
哺乳類、及び昆虫の脳機能を主に対象として、分子生物学的手法、生化学的手法を中心に、幅広い手法を用いて研究を行っています。
我々の体は、どのようにして24時間のリズムを刻んでいるか?
我々ヒトをはじめ、地球上のほとんどすべての生物は体内に約24時間の時を刻む時計を持っています。しかし、どのように正確に24時間のリズムを計測しているのかは、脳研究の大きな課題の一つです。
マウス脳の時計中枢を培養し、遺伝子発現リズムを測定。脳から切り離しても数十日間も24時間のリズムを維持し続ける
記憶の形成の際に、頭の中でどのような変化が起こっているか?
記憶の基本的な分子メカニズムは、ハエや線虫に至るまで驚くほど似通っています。記憶研究は世界中の膨大な数の研究室で行われていますが、我々独自の戦略によりこれまでにまだ知られていない仕組みを解き明かそうとしています。
記憶をさせた時だけに見られる遺伝子を約 20見つけています。これらの働きを、様々な手法を駆使して明らかにしようとしています。
興味のある方は、東6-639号室の 仲村まで

2013年 研究室旅行(長野 菅平)