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教員紹介

村中 隆弘 准教授
MURANAKA Takahiro

  • 情報理工学研究科 基盤理工学専攻
  • 物理工学プログラム

金属間化合物を中心とした新しい超伝導物質の開発

超伝導材料は、電気抵抗が“ゼロ”になる特性を生かしリニアモーターカーや医療用MRIなどに応用されており、超伝導を示す温度(超伝導転移温度)が高ければ高いほど応用に有利とされています。また、ワイヤーなどに加工しやすいことも応用上重要な要素であるため、本研究室では、曲げたり伸ばしたりし易い金属間化合物を中心として、より高い温度で超伝導を示す新超伝導材料の開発を行っています。超伝導転移温度の記録(現在:164K)更新が目標です。

代表的な超伝導体の超伝導転移温度(Tc)の年代推移

二ホウ化マグネシウム(MgB2)の超伝導(Tc=39K)
金属間化合物では最高のTcを示す
J. Nagamatsu N. Nakagawa, T. Muranaka, Y. Zenitani, and J. Akimitsu, Nature 410 (2001) 63.

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