このページの先頭です

メニューを飛ばして本文を読む

ここから本文です

サイト内の現在位置

教員紹介

水柿 義直 教授
MIZUGAKI Yoshinao

  • 情報理工学研究科 基盤理工学専攻
  • 電子工学プログラム

超伝導集積回路で実現した正弦波電圧合成回路

交流電圧標準の実現を目指し、単一磁束量子ディジタル回路技術を利用して、ディジタル-アナログ変換器とコード生成器を同一チップに集積化した5ビット正弦波電圧合成回路を実現した。超伝導体にはNb(ニオビウム)を用いており、液体ヘリウム温度(4.2 K)での動作を確認している。
IEEE Trans. Appl. Supercond., vol. 23, no. 3, 1300804 (4 pages), 2013.

微小ジョセフソン接合を用いた超伝導量子干渉素子の臨界電流に見られる競合効果

Al(アルミニウム)を超伝導材料とした微小ジョセフソン接合を用いて超伝導量子干渉素子作製し、極低温下(80 mK)にて最大超伝導電流の印加磁場依存性を調べたところ、古典的な理論よりも強い依存性が確認された。微小ジョセフソン接合での帯電効果に起因する競合効果と考えられる。
Physica C, vol. 484, pp. 206-208, 2013.

教員紹介